AFP認定研修
AFPになるには、2級FP技能検定の合格とAFP認定研修の修了の両方が必要です。
一般的には、2級FP技能検定に合格してからAFP認定研修を受ける方が多いとは思いますが(私もそうです)、AFP認定研修から受けることもできます(基本課程という少しお高めの研修になりますが)。
個人的には、3級からしっかり足固めして2級の合格後にAFP認定研修を受けるほうが楽だと思います。AFP認定研修は2級の知識とリンクしているので、2級に合格しているレベルならば、おそらくAFP認定研修はさほど難しくないと感じるだろうと思うからです。
ただ、どうしても時間が惜しい方やある程度の知識があって自信がある方は3級を受けずにAFP認定研修(基本課程)から受けて、2級を合格し、AFPをとるのもアリかもしれません。
詳しくは、日本FP協会のHPに載っていますので、自分がどういうルートでAFPをとれるのか、気になる方は見てみてください。AFP認定研修について | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
さて、この認定研修ですが、認定教育機関(TACやユーキャンなど)が実施しており、日本FP協会のHPから検索できるようになっています。AFP認定研修の検索 (jafp.or.jp)
自分の受ける課程に合わせて選択すればよいのですが、正直お値段の幅がそこそこあります。やはりお値段によって、質問回数やサポートがどういったものであるかなど、多少の違いはあるのですが、2級に合格して認定研修を受ける方であれば、単純に値段の安いものを選んでも大丈夫かなと思います。
ちなみに通常期は最安がFPK研修センター(株)さんの8,800円だと思うのですが(2023年6月現在)、3月の中旬から下旬にかけて割引をすることがあり、8,000円を切る価格で提供するところが出てきます。これはおそらく、年度の切り替わりでテキスト等を一新しないといけないなどの事情で在庫を出してしまいたいのではないでしょうか(勝手な予想ですが)。
ちなみに私は、普段価格が高めの山田コンサルティンググループ(株)さんが割引キャンペーンをやっていたので、山田コンサルティンググループ(株)さんで認定研修を受けました。
山田コンサルティンググループ(株)さんはテキストがしっかりしていて、2級に合格したものの細かい知識が不十分だった私には、勉強になるところが多かったと思います。もちろん、7分野(FP総論・ライフプランニング・金融・税・保険・不動産・相続)の選択式問題各10題と提案書課題の提出をすればいいだけですから、テキストを読み込む必要はないのですが、2級まで独学で勉強していた私には良い勉強になりました。
ちなみに、認定研修の合格基準は、選択式問題の解答の提出と提案書課題60点以上です。選択式問題は正答する必要はなく、提出さえすればいいというものです(2級に合格していれば難しいものではありません)。
つまるところ、提案書課題が大きなヤマになるわけですが、丁寧な解説動画がありますし、採点ポイントなども説明してくれますから、手間は多少かかりますが、そこまで難しくはないはずです。エクセルのキャッシュフロー表も数字を修正して打ち込むだけでちゃんと反映されるのでエクセルを触ったことがある人なら大丈夫だと思います。どうしてもわからなかったり、疑問に思ったことがあれば、質問もできます(私のコースでは10問まででした)。
そして、提案書が完成するといざ提出。エクセルデータの対策後キャッシュフロー表をアップロードするのを忘れずに。それと、ほかのところはわかりませんが、山田コンサルティンググループ(株)さんは最後に提案書提出のボタンを押さないと提出されませんのでご注意を。
提案書は提出から採点まで2週間ほどかかるので余裕をもって提出してくださいと書いてありましたが、私の場合は翌日にはマイページに合格と出ていて、さらにその翌日には修了証明書が発行できました(繁忙期ではなかったのかも?)。
申し込む前はできるか不安でしたが、案外やってみると何とかなるものです。私は少し時間をかけてしまいましたが、一気にできてしまう量なので申し込んだらすぐにとりかかってしまうことをお勧めします。鉄は熱いうちに打て、とも言いますしね。
長くなってしまいましたが、AFPをこれからとりたいと思う方や興味を持つ方の参考になれば幸いです。
それでは、また。